SDHは、ITU−T勧告で統一されたディジタルハイアラーキであり、その基本となる多重化単位としてSTM−1が規定されている。STM−1の信号ビットレートは、155.52[Mbit/s]であり、そのフレームの繰返し周期は、音声情報の符号化の基本周期と同じ125[μs]である。
SDHにおけるフレーム構造は、大別して、フレーム周期やネットワークの運用保守・ポインタ情報などの伝達に用いられるセクションオーバヘッドと、主情報の伝達に用いられる情報ペイロードとの二つから構成されている。
SDH 【同期デジタルハイアラーキ】
読み方 : |
エスディーエイチ |
フルスペル : |
Synchronuos
Digital Hierarchy |
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Bellcore社(現Telcordia
Technologies社)によって提案され、国際電気通信連合・電気通信標準化セクタ(ITU-TS)で標準化された、光ファイバーを用いた高速デジタル通信方式の国際規格。インターネットサービスプロバイダ間を結ぶインターネットのバックボーン回線などに用いられる。SDHという名称は主にヨーロッパで用いられ、北アメリカではSONETの名称で知られる。混乱を避けるため、SONET/SDHと表記するのが一般的になっている。SDHは主に物理層の仕様を規定しており、データリンク層のプロトコルにはATMが使われることが多い。データリンク層にHDLCを利用して伝送効率を高めたMAPOSという方式がNTT光ネットワーク研究所によって開発されている。
SDH/SONET |
(エス・ディー・エイチ/ソネット。Synchronous Digital Hierarchy/Synchronous Optical Network) |
SDHは同期ディジタル・ハイアラーキの意味で、ITU-Tにおいて標準化され、国際的に統一された速度標準です。一方、SONETは、同期光ネットワークの意味で、アメリカのBellcore(現Telcordia
Technologies)が提唱した、SDHの基になった光インタフェースの通信速度標準の仕様です。
SONETとSDHは、125μ秒単位でフレームを構成し(1÷125μs=8000フレーム/秒、つまり1秒間に8000フレームを伝送する)、それぞれにヘッダ部が存在します。
SDHとSONETでは、ヘッダ部の数ビットの定義が異なっています。以前は、そのために、SDHとSONETは相互接続できませんでしたが、最近の伝送機器は、SDHもSONETも両方運用できるように実装されています。SDH/SONETに対して、それ以前の仕様は、PDH(Plesiochronous
Digital Hierarchy、ネットワークの伝送システムの従来のディジタル・ハイアラーキ)と呼ばれます。ヨーロッパでは、現在でも、SDHとPDHが混在しています。
SDH/SONETでは、データの伝送速度が表に示すように、階層的に定義されています。また、よくOC-3cのように小文字の“c”が付けられる場合がありますが、これはOC-1を3本連結(concatenation)してOC-3を実現していることを示しています。
http://dictionary.rbbtoday.com/Details/term1919.html
並列システム Rp=1−(1−R1)×(1−R2)×・・・×(1−Rn)
直列システム Rs=R1×R2×・・・×Rn
(i)
サブシステム1(1/2冗長構成)の信頼度は、
R1=1−(1−0.8)×(1−0.8)=1−0.2×0.2=1−0.04=0.96
また、サブシステム2を1/3冗長構成(一つでも動いていればよい)としたときの信頼度は、
R2=1−(1−0.7)×(1−0.7)×(1−0.7)=1−0.3×0.3×0.3=1−0.027=0.973
したがって、システム全体の信頼度は、R=R1×R2=0.96×0.973≒0.93
(ii)
サブシステム2を2/3冗長構成(二つが動いていないといけない)としたとき、システム全体の信頼度は、
2/3冗長構成の信頼度=(三つ動いている確率)+(二つ動いている確率)
三つ動いている確率は直列システムと同じで、R3/3=0.7×0.7×0.7=0.343
二つ動いている確率は、R’2/3=0.7×0.7×(1−0.3)=0.147
このパターンが3通りあるので、R2/3=0.147+0.147+0.147=0.441
したがって、サブシステム2の信頼度は、R2=0.343+0.441=0.784
システム全体の信頼度は、R=R1×R2=0.96×0.784≒0.753
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ア |
イ |
ウ |
エ |
オ |
カ |
キ |
ク |
問3 |
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