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フェージングは、その発生要因によって幾つかに分類することができる。

干渉性フェージングは、送信点からの電波が反射や屈折などによって通路長の異なる複数の伝搬通路を通って受信点に到達し、それぞれの到来波の位相が異なることなどにより生じ、受信点での受信電界強度が変動するものである。

減衰性フェージングは、大気中の温度差や湿度差などに起因するラジオダクトによって直接波が発散することなどにより生ずるものであり、送信および受信アンテナの高さが比較的低く、かつ、中継間隔が長い場合に生ずる可能性が大きい。

 

 


 

A 正しい

 

4.9.2 輻輳(ふくそう)制御

 ウインドウ制御により、確認応答が多少到着しなくても大量のデータを連続的に送信できる。しかし、通信開始時にいきなり大量のパケットを送信することは一般的ではない。ネットワークはたくさんのコンピュータが利用している。すると、他のコンピュータの通信でネットワークが混雑している可能性がある。ネットワーク上にいきなり大量のパケットを流すとトラフィックの増大によりネットワークがパンクしてしまう可能性があり、他の人に迷惑がかかることになる。
 そこでTCPではこのような事態を防ぐため、通信開始時にはスロースタートと呼ばれるアルゴリズムでデータの送信量の制御が行われる。
 図4.9.2を見てもらうとわかるように、最初は少ない量のデータを送信し、だんだん増やしていくようになっている。これは自動車が少しずつスピードを加速するようなイメージである。
 

4.9.2 輻輳制御

 

http://www.wakasato.org/learn/nepc/course2/chapter04/section09.html

 

 

B 誤り

 

ふくそう制御

 ふくそうの検出方法によりCC使用率オーバと共通バッファ使用率オーバとがある。ふくそう検出後の規制処理には、非重要端末のみ規制する一次規制と重要端末も規制する二次規制の2段階を設けている。

(1)   CC使用率オーバ
各交換局(PS)および各パケット多重化装置(PMX)のコンピュータのCPUの使用能率を常時監視し、一定の条件に達したらふくそうと判断する方式である。

(2)   共通バッファ使用率オーバ
各交換局および各パケット多重化装置の自己の共通バッファの使用能率を常時監視し、一定の条件に達したらふくそうと判断する方式である。

(工担マスターアナログ・デジタル総合種)

 

正しくはCPU使用率

 

 

C 正しい

 

輻輳は大きく分けて、次の3種類があります。
A.加入者輻輳...チケットセンターや放送局などひとつの番号に電話が殺到して交換機が その電話番号に対して接続を規制している状態
B.交換機輻輳...火災・地域災害などにより特定地区に電話が殺到して交換機(D60/D70)が交換機(D70)への接続を自ら抑制している状態
C.地域(中継)輻輳...大地震・大水害・台風・内乱・放射性物質の関係する事故など、都道府県レベルで電話が殺到し、地域輻輳制御によって、地域一帯まるごと接続を規制している状態

http://www.nda.co.jp/help/dabh/faq_dabh3.html#11

 

 

D 正しい

 

しかし、フレームリレーについての記述はあるが、ATMについてはないんだよなぁ。

 

フレームリレーのフレームに含まれている特徴的な機能を実行するのが、FECN、BECN、およびDEの三つのビットです。これら三つのビットは輻輳に関係します。FECNとBECNは、フレームを転送している途中で輻輳状態に遭遇したことを表示します。輻輳が発生したときのアクションはフレームリレー網を利用する端末が自主的に行うことになっていて、FECNあるいはBECNにがセットされたフレームを受け取った端末が自主的にフレームの送信を制御する方法が決められています。

DEビットは、送信端末が設定するビットで、このビットがになっているフレームがフレームリレー網の中で輻輳に遭遇したときは、ノードの判断で破棄してよいことになっています。

(3週間完全マスターテクニカルエンジニアネットワーク2002年版)

 

 


 

MTBF:平均故障間隔(修理系)

MTTF:平均故障寿命(非修理系)

MTTR:平均修理時間

 

固有アベイラビリティ A=MTBF/(MTBF+MTTR) より、

A 正しい

B MTTRが大きくなるとアベイラビリティは減少する

C 固有アベイラビリティは修理系の指標であるので、MTTFは使わない

 

 

 

 

 

 


 

問1

13

 

 

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