戻る

 

 

ATMでは、マルチメディア通信として利用される多様なディジタル信号(情報)を転送する必要がある。様々なメディアが用いるデータユニットは、送信側ではATMセルのペイロードに入るように分割・カプセル化され、受信側では元のデータユニットに復元される。データユニットをセルに分割する機能およびその逆の組み立てる機能は、AALのプロトコルとして規定されている。

ATMセルのヘッダの中には、ATMセルをあて先まで送り届けるために必要なコネクション用の識別子であるVPIとVCIとがある。ATMスイッチがこれらのVPIとVCIの経路選択情報を基に、VPおよびVCを識別し転送することで、ATMセルが受信端末まで送り届けられる。

 

 

 

 

よくわからんのだが。

A VPは仮想パス、VCは仮想チャネル。ATMセルのヘッダに識別子VCI、VPIが付くことから、正しいと思うけど。

B 仮想パスは複数の仮想チャネルをひとまとめにしたものであり、物理レイヤ内にVPがあるのだろうから、正しいと思う。

C えーと、SVC(交換接続)、PVC(固定接続)ってサービスがあるわけだけれども、VCの種類ってことで正しいんじゃないか

 

 

 

 

(1)     でなけりゃVCをまとめてVPにする意味がないよな。正しい。

(2)     同じく正しい。

(3)     VPIは8ビット、VCIは16ビット。IPパケットのアドレスはあて先、送信元あわせて62ビットだから、正しい。

(4)     NNI(ノード・網インターフェース)もUNI(ユーザー・網インターフェース)もVCIは12ビットであり、誤り。
ちなみに違いがあるのは、フロー制御(GFC)(UNI:4ビット、NNI:0ビット)、仮想パス識別子(VPI)(UNI:8ビット、NNI:12ビット)だけ。

 

 

 

 

A 正しい

B PT(ペイロードタイプ)に網内の輻輳情報はない。誤り

C HECは、GFC、VPI、VCI、PT、CLPの5種類のヘッダ(4バイト)の誤りをチェックし、HEC自身は含まない。誤り

 

http://www.bell.jp/pancho/terminology/hyper-dictionary/50-sa/se/cell_header.html

 

 

 

 

http://www.mos.ics.keio.ac.jp/lecture/acn/5ATM-forward.pdf 9〜15ページ参照

 

(1)     PCR、MCRは共にトラヒックパラメータなので、誤り

(2)     CBRではコネクションに対してPCRがトラフィックパラメータとして規定
通信中はPCRに従った帯域が確保・保証  よって誤り

(3)     VBRにはrt−VBRとnrtVBRの二つのカテゴリがある
rt−VBRはリアルタイム性とセル損失率の保証、nrt-VBRはセル損失率のみ保証されるので、正しい

(4)     UBRはバースト性のあるデータ通信のためのサービスカテゴリで、サービスの保証を一切行わないので、誤り

 

 

 

戻る